波を小さくする

気分を安定させる

双極性障害の状態から克服するためには、薬を活用して、気分が一定の状態をキープしておくことが必要になります。気分の上がり下がりを無くしていくことによって、徐々にこれらの状態に慣れていくことが可能になっています。継続的にこれらの治療を進めていくことが重要になるので、毎日意識して取り組んでいくことが重要になります。処方される薬には主に、躁状態から抜け出すことに効果的なものがほとんどとなっており、テンションが上がってきていると感じたタイミングで服用することが重要になります。最終的には気持ちをコントロールさせていくことが重要になるので、薬の服用回数を減らしていくことが必要になります。このように、対策を行っていくことによって、双極性障害の症状を和らげていくことが出来ます。

うつ状態から回復

双極性障害に効く薬は、躁状態から抜け出す効果に限らず、うつ状態から回復する効果のある薬が処方される場合があります。なお、躁状態とうつ状態のバランスを見てから決めていくので、両方共処方されるとは限りません。双極性障害のバランス状態について詳しく判断してもらうには、自覚している症状についてしっかりと医師に伝えておくことが重要になります。正確な診断を行ってもらうことによって、適切な治療方法を知ることが出来るため、スムーズに克服に近づけていくことが出来るでしょう。また、周囲に状況について判断してもらうことによって、こまめに双極性障害の改善状況について把握することが出来ます。

双極性障害は周囲の人々の助けが大事

双極性障害は気分が病的に上がり続ける躁状態と極端に落ち込むうつ状態を波のように繰り返す病気です。躁状態のときには自分は病気だとは全く疑わず、ギャンブルに散財する、突然怒鳴り出すなど周囲を驚かせる行動が多くなります。逆にうつ状態になると、躁状態の時を思い出して、自殺念慮を抱いたりする危険な病です。 双極性障害は治療も長期間に及ぶため、患者本人が一人で解決することが難しいことが多く、家族や周囲の人々の支えがとても大切です。双極性障害の症状が比較的軽い場合も気づきにくく、顕著になるころにはアルコール依存など他の精神疾患と合併してしまうことがあります。 うつ状態のときは容易に受診を勧めることができるかもしれませんが、躁状態で調子がいいと思い込んでいる患者を周りの人々がいかにして受診に結び付けるかが治療に向けて大切な一歩になります。

気分安定薬を中心に再発を予防していきます

双極性障害は躁状態が激しいときには抗精神病薬を用いて治療し、発症予防も含めて気分安定薬を中心に治療が行われます。薬でまずは激しい気分の波を落ち着かせることから行います。 症状が落ち着き始めたら、薬物療法と並行して精神療法を行います。双極性障害は寛解しても、過度なストレスや生活リズムの乱れをきっかけとして再発しやすい病気です。具体的には、医師とマンツーマンで対話することにより情報共有や感情共感を行うことをはじめとし、認知行動療法や社会リズム療法などを行っていきます。 双極性障害の治療を成功させるには、まずは精神科において正しく診断することと、きちんと薬でコントロールしていくことです。気分安定薬も少なくとも2年以上飲み続ける必要もあり、周囲の人々の協力を得て根気よく治療を続けていくことが大切です。